J.B.HAGIの雑本ets紹介ブログ

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歴代プロ野球監督の査定ファイル

歴代プロ野球監督の査定ファイル・1 

【歴代プロ野球監督の査定ファイル】
出版年:2008年


歴代プロ野球監督の査定ファイル・2

 歴代プロ野球監督を査定した本ですが出版が2008年なので、掲載されているシーズンは2007年までとなります。

 なのでかつての名将川上哲治氏、森秖晶氏などはいいのですが、当時現役監督だった原辰徳氏、落合博満氏については2007年までの成績査定ということになっていて、やや半端な印象。

 そのプロ野球の監督は当然日本で12人しかなれないのですが、その監督を何年にも渡り勤めてきた人たちの業績を知ることができ意外に楽しめました。

 何より興味を引いたのが出身ポジション別監督力比較という記事、1974年~2007年までの34年間で日本一になった回数。

捕手13回 遊撃手9回 投手4回 一塁手3回 三塁手3回 二塁手1回 外野手1回

 こう見ると捕手出身監督が圧倒的に多く、森祇晶6回、野村克也3回、上田利治3回、伊東勤1回などそうそうたるメンバー。

 正直この辺はプロ野球ファンなら誰でもよく知っていることですが、問題は外野手出身の監督について。

 野球のポジションは9つそのうち外野は3つなので、日本一監督の3分の1が外野手出身の監督で占められてもいいはず。

 しかし現実は外野手出身で日本一になったのは、若松勉氏しかいないという事実(この辺はメジャーも同じ)

 本では外野手は現役時代から試合全体を把握してプレイをしていないため、監督には向かないためではと分析しています(要は外野手は頭をあまり使わないw)

 そういえば野村克也氏も外野手の監督さんの采配には微妙な評価していたし…今年もプロ野球の外野手監督さんが心配だ~(^ー^:
 





プロ野球「スキャンダル事件史」大全

プロ野球 愛された男たちの墓碑銘 (宝島SUGOI文庫)

懐かしの昭和プロ野球 (別冊宝島 2080)

プロ野球 歴代監督の「采配力と人間力」 (宝島SUGOI文庫)



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真っ向勝負のスローカーブ

  
真っ向勝負のスローカーブ

【真っ向勝負のスローカーブ】
出版年:2003年 著者:星野 伸之




【著者のデータ】
【星野 伸之(ほしののぶゆき)】
(1966年1月31日~)
1966年旭川市生まれ。野球解説者。旭川工業高校卒。84年ドラフト5位で、阪急に入団。オリックス(球団名変更)を経て、2000年FAで阪神に移籍。02年引退。176勝140敗2S。通算2041奪三振。



 ある年代には「遅球王」として馴染みのある、元プロ野球選手の星野伸之氏が自身の野球人生を書いたご著書。

 星野氏といえば130キロ代のストレートと100キロ代のスローカーブそしてフォークを武器に、プロ野球生活19年で通算176勝、2041奪三振、そして11年連続で2桁勝利を記録するなど息の長い選手だった。

 この本では星野氏自身が投手として長年活躍できた秘訣について事細かく、しかも分かりやすく解説しています。

 ストレート、スローカーブ、フォークの3種類が持ち球になった理由やその必然、そしてそれをどう投げ分けるかなどなど。

 なにより読んでいて思ったのは、星野氏の投球術やその気の持ちように対するかなり割り切った考え方。

 要は「1点もやらない投球」ではなく「3点取られてもいい投球」を目指したというもの(3点差に抑えれば、味方が逆転してくれる可能性があるだろうという理屈)

 もっといえば登板する試合だけではなく、1シーズンまたはその後数年間に渡ってどうやって活躍するか、まで考えているということ。

 この理屈ではわかるけど実際やろうとすると簡単にできないことを、星野氏は試行錯誤してたどり着いているのが凄い。

 その辺星野氏は阪急(現オリックス)に入団した当時からそういう考え方をしていたようで、阪急には先輩ですでに大投手だった山田久志氏がいました。

 その山田氏ピッチングを見てあまりのレベルの高さにプロ野球選手としての先行きに不安を感じたそうです。

 しかしすぐに「好調時ではなく、不調時の山田氏のピッチングを目指そう」と考え練習に励んだという、驚くほどの切り替えの速さ。

 また実際の試合ではピンチになるとセオリー通りの配給をするとバッターに読まれるので、あえてど真ん中に投げ込み「こいつ何投げるかわかんない奴」と思わせたり。

 当時の西武ライオンズは堅実な野球をしていたのでそれを逆手に取り、1番バッターをわざと四球で歩かせ2番バッターに送りバントをさせ確実に1アウトを取り気持ちを落ち着かせたとか。

 ビックリするくらいの割り切り方と大胆な考え方、そしてそれを実行する度胸、しかし星野氏自身は目の前の試合にどうやって勝つかを考えていただけとか。

 でもそれが結果的に芸術的な投球術にまで到達する偉業、それは星野氏の自らの実力を冷静に判断し今できることを積み上げた結果だと、この本でよーく理解できました。

 ただ2000年にFAで阪神タイガースに移籍するも、2001年に患った頻脈が原因で2002年36歳で現役引退したのが残念。これがなければ200勝もいけたでしょうね。




遅球に乾杯!―星野伸之・究極の投球術

オリックス・バファローズ 星野伸之ピッチングアカデミー〜98キロのスローカーブで2041奪三振の投球術〜 [DVD]

スローカーブを、もう一球 (角川文庫)




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アンダースロー論 渡辺俊介

  

アンダースロー論 

【アンダースロー論】
出版年:2006年 著者:
渡辺俊介


【著者のデータ】
【渡辺 俊介(わたなべ しゅんすけ】

1976年8月27日生~
 栃木県出身の元プロ野球投手、世界一低いといわれるアンダースローが特徴で2001年から2013年まで千葉ロッテマリーンズに所属。(通算成績87勝82敗防御3.65)2014/15年にはアメリカベ・ネズエラの独立リーグでプレー、2015年からは新日鐵住金かずさマジックにコーチ兼投手として在籍。


2006年千葉マリンスタジアム

 2001年から2013年まで千葉ロッテマリーンズで、下手投げことアンダースロー投法で一時代を築いた、渡辺俊介氏が自身のことを書いた本です(出版は2006年ですが)

 当時(そして今)も非常に少ないアンダースロー投手の体験談が聞ける、ある意味貴重な本といえるでしょう。

 本書はまず根本的なアンダースローの技術的なことから投げ方、負担のかからないフォーム、投球術論などを渡辺氏自身の体験談から記しています。

 なのでアマチュア野球(少年野球など)をプレーしていてアンダースローに興味がある人は、一読するのをお勧めしたい。

 しかしそれ以上に面白いのが渡辺氏自身の試行錯誤を繰り返しながらアンダースロー投法を習得する過程だ。

 そもそもアンダースロー投手になったのは父親が野球を続けるためにと提案した、下手投げをたまたま選んだからだという。その後は父親と二人三脚でそのアンダースローを習得。

 しかしプロに入ってからは苦難の連続で、中々成績が伴わない日々、そして最後の登板と覚悟したマウンドで打者を抑え切った時の感動と自信。

「もしアンダースローの投手でなかったら、いまの僕は絶対に存在していないでしょう。」

渡辺氏の本心でありアンダースロー投手としての紺地だと思いますね。

2006年渡辺俊介
 上の写真は千葉マリンスタジアム(当時)で買った渡辺俊介選手の背番号「31」の入ったミニタオルw

 余談ですが自分は千葉マリンスタジアムでよく渡辺投手の投球を見ましたが、はまった時の打者を打ち取る投球術の素晴らしさといったら~すごかったw

 …が反面、一旦打者に捕まるとつるべ打ちされるシーンも多かった(特に現役晩年)やはりアンダースロー投手が生き残る厳しさも、よく理解できましたね。




アンダースロー関連書籍

野球アンダースロー (スポーツ極みシリーズ)

Baseball Clinic (ベースボール・クリニック) 2013年 12月号 [雑誌]

松沼兄弟の“投球フォーム別パーフェクトバイブル” Vol.2 『アンダースロー編』 [DVD]



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プロ野球 心が震えた「伝説のチーム」


【プロ野球 心が震えた「伝説のチーム」】 
出版年:2009年

 


プロ野球伝説のチーム


プロ野球 心が震えた「伝説のチーム・2

 宝島社から出版されたプロ野球の別冊ムックシリーズ、「プロ野球 心が震えた「伝説のチーム」」の紹介です。

 
 冒頭に渡辺久信氏や中西太氏のインタビューがありますが、主に1985年~2008年までの、白熱した優勝争いをしたセ・パチームのペナントを振り返る構成になっています。

 印象に残った常勝西武ライオンズ、野村IDのヤクルト、長島巨人などなど、プロ野球ファンなら楽しめる内容ではある。

 ただ正直、本当にペナントを振り返るだけで取り立てて面白い考察とかがあるわけでもなく、興味を引くデータ紹介とかもない。

 なので歴代のプロ野球チームのペナントを振り返りたい人以外、にはおすすめできないですね(>_<;


プロ野球 心が震えた「伝説のチーム・3











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日米野球80年史ー1934ー2014


【日米野球80年史ー1934ー2014】 
出版年:2014年

 日米野球80年史・0



日米野球80年史・1


 1936年に成立した日本プロ野球の草創期から行われていた日米野球、その「日米野球80年史」について解説したムック本。

 古くは戦前1935年に読売巨人軍がアメリカ遠征に行った時代から、戦後の日米野球まで幅広く取り扱っている。

 自分として思いで深いのが、1986年日米野球でメジャーのトニー・ペーニャ捕手が坐ったまま、二塁にいた落合博満選手をけん制アウトにしたことだろうか?メジャーリーガーの強肩ぶりを目の当たりにしたのをよく覚えている。

 そんな当時のメジャーリーガーや日本の元選手たちのインタビューが興味深く、昔の日米の野球観の違いを知ることができて興味深い内容だった。

 しかし日米双方の元選手のインタビュー記事を読むほど、メジャーがメジャーであった時代は1970年代、王長島時代までかもしれない。

 まだまだ日米プロ野球に実力的差があったので、メジャーの剛速球、果敢な走塁パワフルなバッティングなどなど、目を見張るものが多かったようだ。

 そういえば張本さんもインタビューを受けているが、正直に昔のメジャーリーガーの凄さを語っているw
 でも張本さんは昔のメジャーリーガーの凄さを知っているから、現在のメジャーリーグ(要は大雑把な野球)に否定的なんだろうなと(^ー^;

 そんな日米野球80年史を知りながら、逆に現在のメジャーリーグと日本プロ野球の比較ができる、そんな内容の本であった。



日米野球80年史・2













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